
「うちの子レッスンには楽しく通うけど、全然練習しなくて」
そんなお声、耳にすることがあります。私の教室ではあまり聞かないのですが。
でも、大丈夫ですよ♪
今はピンとこなくても、「なんだか楽しいかも」「もっと弾いてみたいな!」
そんな気持ちが、少しずつ芽を出してきますよ。
中学生になる頃には、自分で考えて練習の計画を立てたり、「こう弾きたいな」と工夫できるようになる子が増えてきます。
それまでの間は、私の教室では、親御さんと一緒に、無理なく楽しく続けられるようサポートしています。
趣味で楽しむ子におすすめの工夫をご紹介しますね。
◆ レッスンは定期的に通いましょう♪
「毎日少しでも良いから練習してね。」と言いたいところですが、実際難しい。そんなときも自分を責めないでくださいね♪
趣味として楽しむなら、練習の優先順位が低くなるのは自然なことだと思います。
でも週に1回(月4回)のレッスンを続けていくだけで、少しずつゆるやかに上達していきます。
調布「鈴木彩バイオリン教室」でも、月4回のレッスンを受け入れています♪
◆ 先生の演奏動画を撮って練習に活用
「知っている先生の音」は子どもにとって馴染みのある、聞きやすい音です。
その子のテンポに合わせてすぐに弾くので、レッスン中の動画撮影も大歓迎です!
聞き流すだけでも、耳が育って上達につながります。
◆ YouTubeで楽しい演奏にふれる
「パンダヤチャンネル」では、パンダの着ぐるみでの演奏動画を出しています!
「これ、おもしろい!」「こんなふうに弾きたい!」という気持ちを引き出すきっかけにぴったりです♪
◆ アンサンブルレッスンで音を合わせる楽しさを経験しよう♪
ひとりでは気づけない音の重なり、響きの美しさ。一緒に弾くことで自然と集中でき、「弾けた!」という達成感を味わえます。
バイオリンは、「焦らず、コツコツ」がいちばんの近道です。
今はやる気がなくても、ふとしたきっかけで「やってみたい」に変わる瞬間がやってきます。
そして、続けた先には、
「音楽を通して世界のお友達とつながれた」
「学校の友達と演奏会を企画しステージに立つ夢ができた」
そんな素敵な未来が待っています。
私も、日々「どうすれば楽しく続けられるかな?上達するかな?」と考えながらレッスンしています。
「バイオリンって面白い!」
「できた!」という気持ちをたくさん重ねて、
お子さんの心に音楽の魅力を届けたいと願っています♪