「コンクールで見られているポイント5つと、私が大切にしていること」
バイオリンコンクールにチャレンジされる生徒さんや、これから考えている方もいらっしゃると思います。
コンクールでは、審査員の先生方がいろいろな面を見て評価されます。今日は、特によく見られているポイントを5つご紹介しますね。
① 音程の安定感
まず大切なのは、正確な音程です。これは採点しやすく、演奏全体の印象にも大きく関わってきます。
② 音の美しさ(音質)
ギコギコした音ではなく、美しく響きのある音が出せているかどうかです。聞いていて心地よい音は、その子の魅力になります。
③ 音楽の表現力
強弱やリズムの緩急など、自分の音楽をしっかり伝えられているかも大切な所です。ダイナミックさや歌うような弾き方は、とても印象的になります。
④ 姿勢や右手の使い方
自然な姿勢で、体全体を上手に使って弾けているかどうかです。特に右手の動きは音に直結するので、審査員の先生もよく見ています。
⑤ 左手のテクニック
ビブラートやポジション移動など、左手の細かい動きもチェックされます。無理のない、なめらかな動きが理想です。
また、曲選びもとても大切です。コンクールに合った曲かどうかで、印象がぐっと変わることもあります。
コンクール映えする、本人に合った曲を選びましょう。
実は「コンクールで良い結果を出せるかどうか」は、どんな先生に習っているかから始まっている。といっても過言ではないです。
私自身も、もっと良い指導ができるよう、日々学び続けています。
コンクールに挑戦すると、練習時間が増えて大変なこともあるかもしれません。
でもそのぶん、生徒さんはぐんと成長しますし、みんな後になって「あのとき頑張ってよかった!」「やってよかった!」と笑顔で話してくれます。
もしコンクールをお考えでしたら、ぜひ前向きにご相談くださいね。